梅郷礼拝堂

 

所在地    千葉県野田市

建築主    宗教法人報恩寺

建築設計者  加藤詞史/加藤建築設計事務所

構造設計者  山田憲明構造設計事務所

       山田憲明 蒲池健

施工者    渡辺富工務店

建物規模   延床面積 193.58㎡

       階数   地上1階

主要用途   寺院

主要構造   W、直接基礎

竣工     2016年

掲載     新建築2016年11月号

       GA japan142

受賞     第44回東京都建築賞

        一般一類部門 最終週賞

       第24回(平成29年度)千葉県建築文化賞

        一般建築の部 優秀賞

       第20回木材活用コンクール

        日本住宅・木材技術センター理事長賞

       第28回AACA賞 芦原義信賞

​持ち送りユニットをレシプロカル構造で支え合わせる

 

 曲線を有する120度点対称形の平面と曲面屋根を持つ礼拝堂。これに対しヒノキの105角定尺材を徐々に推動させてつくった南京玉簾のような三日月形のユニットをレシプロカル構造によって支え合わせ、3方向に広がっていく立体構造で構成している。

 

 建方は、中心部の3ユニットを先行してコア状に組み、後続のユニットはこれにもたれかかることによって、支保工をほとんどなくしている。

 木材同士の接合はX形の合欠き仕口で密着させることで、互いに繊維方向に近い角度で支圧による応力伝達をしやすくするとともに、乾燥収縮による​経年変化を抑えている。